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右下肢の痛みに対する治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

60歳代・男性

身体がボロボロだという患者さん。今まで鍼灸治療は受けたことがないが、なんとかならないかといって来院されました。

首から足の先まで痛いところがあるといいます。今はどこが一番気になるのかを尋ねることにしました。

一番気になるというのは、1年ほど前から右のおしりから右足にかけてに痛みがあるということのようでした。日頃から運動をしているのだそうですが、前屈をしてストレッチしようとすると、右脚が痛くてできないくらいだといいます。試しにやって見せてもらうと、立ったまま前屈して、床に指が届かず20cmほど開いてしまっていました。以前はもう少し付きそうなくらいだったようです。

その他に何が気になるのかも確認します。仕事でパソコンを使い、家に帰ってからはテレビを見るためか、目がひどく疲れているということです。半年前に作ったメガネがすでに視力が悪くなっているとも言ってました。かなり悪くなっているため、なにか心当たりはないのかと尋ねると、実は糖尿病であると言われました。

糖尿病でも数値がかなり悪いようなのですが、病院が嫌いで通っていないのだといいます。糖尿病の中には合併症で目が障害を受けることもあるため、本人も「目が悪くなったのは糖尿のせいかも」と話されていました。

他にも糖尿病だからダイエットをしないといけないと、最近頑張って運動をされているという話もされました。体重が減っていると本人は喜んでおり、このままもっと減らしたいと意気込んでいます。しかし、糖尿病が悪化すると逆に体重は減ってしまうこともあるため、体重が減り続けることがいいとばかりは言えません。

体重は現在の数値でも十分なのでそれを維持するように心がけて、それでも減ってしまうことがあるようならば、とにかく病院で検査を受けるようにと促しました。

鍼灸治療では今一番困っているという足の痛みを中心に、目の疲れも取れるように治療をしていくことにします。腹診や脉診を行い、全身治療を行いつつ、腰からお尻、太ももを触診していきます。

腰部はそこまで筋肉のハリはなかったものの、お尻は左右とも筋張ったような感じになっているものが多数ありました。とくに梨状筋の張りがきつく、指で押さえると「そこは特に痛い」と訴えます。太ももも触っていくと、右の腸脛靭帯が非常に張っていました。

背中でも灸頭鍼をして温めたのですが、体を横向きにして、お尻と太ももも灸頭鍼で温めていくことにします。「小野寺氏殿点」や「風市」「陽陵泉」に対して灸頭鍼を行いました。

更にその後、殿部と大腿部に対して鍼を行っていきます。鍼を終えたら一度ベッドから降りてもらい、体を動かして痛みをチェックしてもらいます。すると、先程までよりも前屈などはできており、かなり変化が見られました。しかし、まだ痛みが残っているようで、もう少しやってほしいということでしたので、更に治療を行うことにしました。

先程までよりももう少しパンツを下げさしてもらい、殿部の筋肉を中心に緩めていきます。さらに右殿部だけではなく、左殿部にも鍼を行い、筋肉の張りの左右差が小さくなるように調整しました。

この鍼の後に、もう一度体を動かしてもらいチェックしてもらいました。すると、今度はストレッチを行っても痛みが出ないようになっていました。脚がマシになると、目の疲れももっと治療してほしいということで、目尻の後方の「瞳子髎」と、後頸部の「天柱」や「完骨」といったツボに対して鍼を行います。

最初と比べるとだいぶ楽になったと喜ばれておりました。鍼灸治療ではこのように治療後に患者さんに体の変化を確認してもらうこともよくあります。「もう少しこの辺が気になっている」という場合には遠慮せずご相談ください。この方には帰り際に、もう一度「病院で糖尿の検査と治療をしっかりと受けるように」と注意して終了しました。

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