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良性発作性頭位めまい症の治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

50歳代・女性

これまでも鍼灸治療を何度か受けている患者さん。ある時、一枚の紙を広げて「こんな病気にかかってしまった」と深刻そうな顔で話されました。

何事かと思って、その広げられた紙に書かれた文字を読むと「良性発作性頭位症」と書かれていました。「ああ、めまいですね」と読みながら頷くと、「え?これめまいなの?」と言われてしまいました。

良性発作性頭位症という漢字だけで書かれたメモを見て、頭の病気にかかってしまったと驚かれてしまったようです。おそらく病院で医師からもこの病名の説明は受けているはずですが、頭に入ってこなかったのでしょう。わかりやすいように噛み砕いて説明しておくことにしました。

この病気は良性発作性頭位めまい症とも言われる病気で、頭の病気と言うよりは耳に原因がある病気です。耳の奥にある三半規管が人間の体のバランスを保っています。この三半規管の中に耳石という石ができて、頭を動かした時に石が動き、めまいが起こるのです。頭を動かした時に症状が出ることから頭の位置が関係しているということで「頭位症」となっているのです。

三半規管にできた耳石は排出することも可能ですので、あまり気にし過ぎないようにと伝えます。鍼灸治療でもめまいの治療を合わせて行っておきましょうといって治療をすることにしました。

全身治療にあわせて耳の穴の前にある「耳門」と耳の下にある「翳風」に対して鍼をします。鍼はしばらく刺したままにしておく置鍼をすることにし、置鍼後に灸点紙を貼って上からお灸をすえておきました。

東洋医学では五臓六腑の中の腎は耳と関連していると言われています。腎に影響を与えるツボのなかには耳の疾患によく効くものがたくさんあります。この時は、内くるぶしの後方にある「太谿」というツボにも置鍼を行い、その後灸も行いました。また、腰にある「腎兪」というツボにも鍼を行います。

太谿

治療を行うと、心配していたことが大したことでないとわかって気が楽になったとおっしゃっておられました。その後、来院された際にめまいについて聴くとあまり気になっていないようです。病院で治療をしたようでもなかったので、自然に耳石が排出されたのだろうかと思いました。

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