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尿量が増えるとアレルギー性鼻炎がマシになる例ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

40歳代・女性

自律神経失調症で治療に来られている患者さん。主に体のだるさがきついと訴えます。

また、子どもの時からアレルギー性鼻炎があり、鼻水が出て詰まっているようです。疲れると症状が強くなり、鼻が詰まるとだるさも悪化するということでした。

問診後に腹診や脉診を行います。すると、体の状態が「水はけの悪い状態」になってしまっていました。皮膚を触ると少し湿った感じもあり、お腹では胃のあたりでポチャポチャと音がしていました。全体的にむくんだ状態であり、患者さんへ尋ねると冷えもあるようです。

東洋医学ではこのように体内に水分が過剰にある状態は体へと悪影響を及ぼし体調を悪くすると考えます。そこで、この過剰な水分を排出するように治療を行いました。

全身のツボを使いますが、そのなかでも水分代謝を良くするために腹部ではおへそのすぐ上にある「水分」とおへその下の「関元」、内くるぶしの上と下にある「三陰交」と「照海」を使います。鍼をしばらく刺しておく置鍼を行い、さらに灸も行いました。

うつ伏せでは腰の「腎兪」と骨盤の「次髎」、さらにかかとの真ん中にある「失眠」に対しても灸を行っていきます。失眠の灸は熱さを感じるまで灸を行います。通常は3~5壮ほどで熱さを感じますが、体調が悪い時などはなかなか熱さを感じないこともあります。

アレルギー性鼻炎・水分・関元・三陰交・照海・腎兪・次髎

しかし、この時は1壮目で飛び上がるほど熱く感じたようです。基本的には体の調子が悪い時には熱さを感じにくくなりますが、反対に異常に熱く感じやすくなるということもあります。これは体の調子が悪くなると、熱の感じ方もおかしくなるためで、極端に熱がるか全く熱さを感じなくなるようになるのです。

今回は1壮目で非常に熱く感じていました。しかし、経験上もう少し灸をしたほうが効果が出ると判断し、灸が燃え尽きる直前に火を消す「八分灸」という方法に切り替えました。八分灸は燃え尽きる直前に火を消すため、最後まで燃え尽きるよりも熱さを感じなくなります。八分灸で10壮ほど灸をすえていくと、もぐさの灰がたまってきます。残っている灰の上からならば灸をすべて燃やしても熱さは緩和されます。10壮目以降は最後まで燃やす透熱灸へと変えて灸を続けました。

すると今度はなかなか熱さを感じなくなりました。50壮以上灸を続けると「熱くなってきた」といいます。

このような治療を行うと、治療後にすぐトイレにも行っていました。後日来院された際に問診をとっていると、以前までよりもトイレにいく回数も、尿量も増えているといいます。むくみもましになっており、鼻水も減り、鼻詰まりは感じなくなっているということでした。だるさはまだあるものの、アレルギー性鼻炎による悪化がないため、前よりも体全体の調子としては良いように思うとおっしゃっておられました。

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