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喘息患者の風邪予防についてふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

60歳代・女性

おとなになってから喘息を発症してしまったという患者さん。10年ほど喘息を患っておられます。

現在は薬物療法などを行って大きな喘息発作は抑えることができるようになっています。数年前からは手の関節の痛みのために鍼灸治療も受けておられます。

喘息という病気は悪化すると死につながってしまう病気です。かつては発作が起きた時に症状を抑える治療が主でしたが、現在はいかに発作を起こさないかが重要となってきています。

この患者さんの場合は風邪を引いてしまうと発作が出やすくなってしまう傾向が強くありました。普段から気をつけて生活もしていますが、鍼灸治療でも風邪を予防するように治療を行っています(手指の治療とあわせて行っています)。

風邪予防の基本としては「基礎体力をつける」ことと「風邪を引きそうになったら症状が悪化する前に治療する」ことが大切になります。

基礎体力をつけるために重要なのは「快眠・快食・快便」です。毎日リズム正しい生活を心がけつつ、この3つがいい状態を保っていることが風邪を引かないための秘訣となります。

鍼灸治療では夜、ぐっすりと眠れるようにかかとの真ん中にある「失眠」というツボに対してお灸をすえていきました。ここは熱さを感じるまで灸をすえていきます。

さらに快食・快便のために腹部へも鍼を行います。おへその上にある「中脘」やおへその左右斜め下にある「太巨」などへと10分ほど鍼を刺したままにする置鍼を行います。また、便秘になりやすかったので手首のシワの端にある「神門」に対しても置鍼をしたり、灸を行ったりしました。

そのほか、内臓の調子を整えるために背中の膀胱経のツボに対しても鍼を行っていきました。

これらの治療を行い基礎体力をつけていきつつ、風邪を未然に防ぐ治療も行います。未然に防ぐ方法としては、患者さんが少しでも風邪を引きそうやのどがイガラっぽいなどといった症状を感じたらすぐに治療を行うのはもちろんのこと、脈診でも判断します。治療の際には毎回手首の脈を指で感じ取る脉診を行い、いつもよりも脈が速かった場合などは風邪の前触れのことがあるため治療を行います。

喘息・風邪・中脘・太巨・神門・尺沢・節紋・身柱

肘のシワ上にある「尺沢」や足の親指の関節にある「節紋」、背中の背骨上にある「身柱」など風邪に効くツボに対して鍼や灸を行っていきます。

このような治療を継続的に行っていると、それまでは時々あった風邪が年に1~2回ほどに減ってきています。発作も抑えることができており、体をいい状態へと保って生活することができています。

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