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梁丘への灸で胃痛が軽減した症例ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

30歳代・男性

数日前から急に胃が痛くなってきたという患者さん。胃がキリキリと痛むといいます。

特に何かしたわけでもなく、痛みは常にあるようです。お腹をさすったり、温めるようにすると多少マシにはなりますが、その時だけでまた痛みが出てきてしまって困るということでした。

以前からある膝の痛みとあわせて胃痛の治療も行うことにしました。

東洋医学では人間の体は五臓六腑がそれぞれバランスよく働いていることで機能を保っていると考えられています。そして五臓六腑の働きが悪くなると症状が体へと出てしまうことになります。

また、人間の体には幾つものツボがあり、そのツボに対して鍼や灸で刺激を与えることで治療が可能です。ツボの中には五臓六腑のどれにより影響を与える働きがあるかが違っており、それぞれの五臓六腑に影響の強いツボの通り道を経絡としてまとめています。

胃にも経絡があり、「足の陽明胃経」という経絡が頭から足の先まで通っています。この胃経のツボはどれも胃の働きを改善する効果の高いツボです。が、その中にも急に起こった痛みに対してより即効的に効果を出すツボとして、胃経の中の「梁丘」というツボが用いられることがあります。

この患者さんではすでに発症から数日立っていますが、原因なく急に痛みが起こったと話されていました。そこで、この梁丘というツボを使ってみることにしました。

膝の皿(膝蓋骨)の外側の少し上にあるツボが梁丘です。ここを指で押さえると圧痛があるといいます。圧痛が強く出ているところへ灸をすえることにしました。灸点紙というシールを貼って、その上から灸をすえていきます。

梁丘

圧痛が弱かった左の梁丘は灸をするとすぐに熱く感じたと言います。ただ、圧痛が強かった右の梁丘は何壮か灸を行ってもあまり熱さを感じないと言いました。そこで、熱くなるまで灸を続けることにしました。

30壮ほど灸をしたところでようやく熱くなったと言います。灸をしているとなんだか胃がポカポカと温もる感じがしてきたとも言っていました。そこで、胃痛はこれで様子をみてもらうことにしました。

後日来院された際に胃痛について尋ねると、痛みはかなりマシになっているといいます。ただ、痛みほどではないものの胃に違和感が残っている感じがしていると言います。そこで、同様に梁丘に灸をしたところ、今度は右も左も数壮の灸で熱く感じました。そこで、灸はそれだけにしておき、後は梁丘と同じように胃経にある「足三里」に対して鍼を行い、様子を診てもらうことにしました。

次に来院された際には、胃の違和感もほとんど無くなって気にならなくなっているということでした。

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