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百会の灸で腹痛が予防できている例ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

30歳代・男性

たまにお腹が痛くなることがあるという患者さん。お腹が痛むときに下痢のように水様便が出ることもあるようですが、下痢にならずに痛みが出ることも多いといいます。昔はこのような症状はなかったといいますが、ここ数年は思い出した時に痛みが出るといった感じだそうです。

ものすごく痛いわけではなく、大体は1日から、長くても3日ほどで落ち着いてくるようです。そのため、そこまで気にしているというわけでないようでした。

肩凝りの治療として鍼灸治療を受けに来られていたときに、この腹痛が出てきたのであわせて治療を行うことにしました。

今回は痛みがあるものの、便通は特に異常はないようです。ただ、お腹を指で押さえると、圧痛を感じるところがいくつかありました。腹部の「中脘」や「太巨」といったツボに圧痛が見られたため、それらのツボに鍼を行いました。また、灸点紙を貼って上からお灸を3壮ずつすえていきました。

お腹とあわせて肩の治療を行い、治療の最後に「今はお腹の感じはどうですか」と尋ねました。「少しましになったような、あんまり変わっていないような」という答えで、今ひとつ効果が薄いようでした。

そこで、座ってもらった状態で頭にお灸をすえることにしました。この患者さんのように何度も腹痛を起こし、下痢なども見られるのであれば、軽い過敏性腸症候群であることも考えられます。過敏性腸症候群はストレスなどが原因となって起こる病気で、過敏になった体を正常に戻す必要があります。

百会

頭のてっぺんにある「百会」というツボへお灸をすることにしました。百会は体が感じる刺激の閾値を正常へと戻してくれる効果のあるツボです。この百会に対しては灸点紙は使わずに、直接灸をすえていきました。灸の熱さを感じるか確認すると、全然熱さを感じていないといいます。そこで、熱く感じるまで灸を行いました。

100壮ほど灸をすえるとようやく熱さを感じて来たといいます。この百会の灸をした後もあまりお腹の症状に変化は見られなかったといいます。ただ、なかなか熱さを感じなかったことから、治療に来られるたびに百会の灸は継続して行っていきました。

すると、それまではたまに起こっていた腹痛が現れなくなっているといいます。直後効果は出ませんでしたが、腹痛の予防になっているようです。その後も灸は続けています。

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