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めまいによる吐き気が改善している治療例ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

50歳代・女性

少し前からめまいの症状が現れているという患者さん。目がグルグルするようになって、地面が揺れているように感じていると言います。

病院ではメニエル病と診断されて薬の処方を受けたのですが、薬を飲んでいてもあまり変わりがないとのことです。また、めまいがするようになってから吐き気もしているといいます。実際に吐くことはないものの、めまいによって喉の方にまで上がってきているような感じがあるということでした。

メニエル病というのは耳の病気ですが、鍼灸治療ではこのような病気であっても全身に対して治療を行います。理由はいくつかありますが、メニエル病は耳の中のリンパ液が増えていることが関係しているとされており、その解消のためには水分代謝を良くする必要があります。これは耳だけではなく全身を治療したほうが良いのです。また、耳に効果のあるツボは耳周りに限らずにお腹や手足などにもあるからです。

腹診をしてみると、おへその上のあたりがドクンドクンという拍動を感じました。これは身体に疲れがたまっている時に現れやすい身体からのサインです。また、脈も速くなっており、心理的な不安も大きく感じられました。めまいに対しての治療も重要ですが、まずは身体を休ませる必要があります。

お腹の拍動している部分とおへその下に鍼を行います。また、心理的不安と吐き気、さらにのぼせることもあるというのでそれらに効果のある「大陵」というツボにも鍼をします。大陵は手首のシワの中央にあるツボです。そして、内くるぶしの下の「照海」に対しても鍼を行いました。10分ほど鍼を刺したままにしておく置鍼を行います。

置鍼後にはうつ伏せになってもらい、かかとの真ん中にある「失眠」に対して灸を行います。失眠は不眠症に効くツボでもありますが、小便を出やすくして体内の不要な水分を排出する効果もあるツボです。ここは熱さを感じるまで何壮も灸をすえることにしました。

その後、首や肩、背中へも鍼をしていきます。本来、めまいの治療には首の筋肉の緊張をほぐすことが効果を上げやすいのですが、この患者さんは首へ鍼などの刺激を多めにすると、後で余計にフラフラになってしまうと訴えられていました。そこで、鍼は指先に握って手の平全体でポンポンと叩いていく散鍼という方法で、筋肉の緊張を緩めていくようにしました。この散鍼は鍼先が皮膚に当たるか当たらないかくらいですので、治療後にフラフラになることもありません。

その代わり、背中の左右の肩甲骨の間をよくほぐすようにしました。首の筋肉は肩甲骨へとつながっているものもあり、肩甲間部への刺激でも首の筋肉をほぐすことができます。また、肩や背中に対して灸頭鍼を行って温める治療も行いました。

この治療を何度か行っていると、少し症状に変化が見られてきました。まだめまいはあるものの、吐き気がしなくなったといいます。吐き気が無くなったことで食事を食べられるようになってきたので、少し体調が良いように思うと言われました。のぼせることも減ってきているといいます。身体へと良い変化が見られるようになってきたので、同様の治療を継続しています。

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