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裏内庭の灸による下痢の治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

60歳代・女性

数日前から下痢になっているという患者さん。何度もトイレに行くのに、そのたびに下痢が出るといいます。

もともと、身体は細身であり下痢をしたことによっていつもよりも疲れている印象を受けました。食事もあまり欲しくなく、おかゆにしていると言います。

「鍼灸でも下痢の治療ができますよ」というと、「そうなんだ。ならやってもらおうかな」ということで、いつもの治療にあわせて下痢の治療も行うことにしました。

この患者さんに対してはいつもかかとにある「失眠」というツボに対して灸を行っていました。失眠は不眠によく効くツボです。そして、失眠と同じように足の裏に胃腸の調子を整えるツボもあります。それが「裏内庭」というツボです。

足の裏で、足の第二指の付け根に当たる部分に裏内庭というツボがあります。ここを指で押さえてみると、嫌な痛さがあるといいます。この痛く感じたところへ印をつけて、灸をしていきました。

裏内庭

裏内庭は食中毒になったときに効くツボだと言われています。今回は食中毒ではありませんが、下痢があり食欲の低下も見られていたため、ここへ灸をすえました。食中毒の場合には灸をしても熱さを感じないことが多く、その際には熱く感じるまで灸をすえていくほうが良い効果が現れます。しかし、今回は灸をすえると、1壮目で「熱い!!」と言われました。

熱く感じるまですえるのがセオリーではありますが、最初から熱いという場合にはもう少し灸をすえたほうが効果が出やすいことが多いので、「もうちょっとだけ灸しますよ」と言いました。先程までと同じくらいの大きさにもぐさをちぎって灸をしていきますが、今度はもぐさが燃え尽きるときにもぐさの周りを指でグッと押さえるようにしました。こうすると、燃える瞬間の熱さが押圧される感覚によって軽減されます。2壮目からは先程のように熱くはないというので、更に灸を続けました。

指でもぐさ周りを押さえ、熱さを緩和させながら灸をしていましたが、15壮を超えたあたりで再び熱くなったのでそこまでにしました。裏内庭の灸をした後に、お腹に変化はあるかどうかを確認すると、「ついさっきまでお腹がグルグルしていたのが、灸してからはマシになっている」とのことです。

その後、肩や背中など普段行っている治療をして、その後様子を見てもらいました。次に来院された時には下痢は止まっており、食欲もだいぶ出てきて食べられるようになっているとおっしゃっておられました。

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