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仕事前になるとトイレに行きたくなってしまう症状の治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

症例

30歳代・男性

もともと、お腹が強い方ではないという患者さん。昔から冷たいものや辛いものなどを食べた後には腹を下しやすかったといいます。

しかし、最近になってお腹の調子を悪くする要因にストレスも加わっているようです。職場での人間関係でストレスがあるようで、朝、職場に向かう前にトイレに行きたくなるといいます。

ただ、その時にトイレに行ってもなかなか便が出ないため、長時間トイレにこもることもあるようです。最初はたまにそういうことがあるという程度でしたが、だんだんと頻度が増えてきて家族からも「朝からトイレを占領されると困る」と言われたことから、治療を受けに来られました。

本人も原因はストレスだろうと考えているようです。確かにストレスが体に与える影響は大きく、お腹の症状として現れることは珍しくありません。しかし、ストレスが原因とわかっていてもなかなか取り除くのは難しいものです。

「あまり無理しないでくださいね」と声をかけながら、体の治療を行っていくことになりました。このようなケースでもやはり体全体に治療を行うことが大切です。可能な限り体を「楽な状態」にすることができれば、今までと同じストレスを受けても症状として現れにくくなるからです。そこで、体を楽な状態にするためにも、お腹以外にも症状などがあれば積極的に治療を行っていく事になります。

この患者さんでは肩に対して強い凝りがあり、目も疲れているようです。また、夜寝付きが悪く、朝起きた時はスッキリとした目覚めにはなっていないといいます。お腹と合わせてこれらの治療も行っていきます。

最初に仰向けになり、お腹の「中脘」と「太巨」、肘の下の「手三里」、足の「三陰交」と「中封」、目尻の後方の「瞳子髎」などに鍼を行いました。鍼はしばらく刺したままにしておく置鍼を行います。

10分ほど置鍼をしてから抜針しに行くと、ウトウトとしていたようです。その後はお腹や手足のツボに3壮ずつお灸をすえていきました。そして、それが終わったらうつ伏せになり背中の「肩井」「身柱」「心兪」「腎兪」「次髎」に対しても灸を3壮ずつ行いました。

下痢・中脘・太巨・手三里・三陰交・中封・瞳子髎・肩井・身柱・心兪・腎兪・次髎

また、灸はかかとの真ん中にある「失眠」に対しても行いました。失眠は不眠症に効果のあるツボで、ここは熱さを感じるまで灸をすえていきます。通常ならば3~5壮ほどで熱くなることが多いのですが、この患者さんは不眠の症状もあるからか50壮ほど灸をしてようやく熱さを感じました。

次は背中を散鍼していきます。散鍼とは指に鍼を握って鍼先だけが皮膚に当たるように手の平全体でポンポンと叩いていきます。ストレスからか背中全体が緊張しており、それをほぐすために少し長めに散鍼を行いました。ここでも気持ちよくて寝そうだったとおっしゃっておられました。

その後は首や肩、背中に鍼を行い、灸頭鍼で背中全体を温めていきました。

治療を行うと、肩のこりがマシになったといいます。ただ、すぐにはお腹の症状の改善はみられないので、同様の治療をしばらく継続して行きました。治療を開始して6週間ほど経過した頃には朝にトイレに行っても長時間こもることがなくなってきたといいます。家族にも影響がないくらいになってきたようで、その面でもストレスがかからなくなっているようです。

その後は肩のこりがきつくなった際に来院されていますが、お腹の調子もマシな状態が続いているようです。

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