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糖尿病患者の足の痛みに対する治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

70歳代・男性

10年ほど前から糖尿病である患者さん。最初は会社での健康診断でも血糖値が高いと言われていたようですが、「まあ別にいいだろう」と放置していたようです。

しかし、その後も血糖値が上がり、高い状態が続いていたようです。最近になって家族から強く言われたこともあり、病院でしっかりと検査・診断を行ったところ、やはり高血糖で糖尿病になっていると診断され、それ以降薬を飲んでいるようです。

薬を飲み始めてから血糖値も低下していましたが、わりと自由に好きなモノを食べていたようです。1年ほど前からは足に痛みも出てきてしまいました。

糖尿病では病状が進行すると合併症としていろいろな病気になってしまいます。その合併症の一つに神経障害があり、足などの神経も傷害されて痛みやシビレが出たり、知覚が障害されることもあります。

この足の痛みが出たことによって、ようやく「治療しないとまずいのではないか」という気持ちになってきたようです。今は食事を管理して体重も標準値近くをキープできています。

さて、足の痛みですが右脚の膝から足首にかけて痛みがあるといいます。ただ、シビレはなく、検査を行っても異常は見当たりませんでした。この痛み自体は神経障害とは別の症状として現れたようです。

ただ、今後は病状が進行するであろうことを考えて、足の治療と合わせて糖尿病の治療も行っていくことにしました。東洋医学では五臓六腑の働きがバランスよく保たれていれば健康な状態を維持できますが、それぞれの働きが悪くなりバランスが崩れると病気になるとされています。糖尿病ではこの五臓六腑の中でも腎の働きが関係しているとされています。そこで腎の働きを良くするツボを全身から選んで使用していきました。

お腹や手足、腰のツボに対して鍼を行っていきます。そして、右脚を触診して、筋肉の状態を確かめていきました。前頚骨筋が強く張っています。特に膝に近い側が緊張しているため、そこの緊張を取るように治療を行うことにしました。

足三里

前頚骨筋上には「足三里」というツボがあります。ここへ鍼を響くように刺して置鍼を行いました。そして、その後、足三里に対して灸頭鍼も行います。

その後、体を横向きにして右のおしりから太もも外側の筋肉へも鍼をしていきました。膝から下の症状であっても、おしりなどの筋肉の緊張を取ると症状が改善することが多いからです。この患者さんでもかなり筋肉が張っていました。

治療を行うと、足の痛みが半分くらいになるといいます。同様の治療を継続して、だんだんと痛みも減ってきています。

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