Home » 症例 » 糖尿病による足指のシビレへの治療

糖尿病による足指のシビレへの治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

カテゴリー: 症例 タグ:

症例

70歳代・男性

以前から糖尿病と診断を受けて、インスリンの注射を打っている患者さん。体重は少し重めですが、ずっと同じくらいを維持していると言います。

鍼灸治療は腰の痛みや肩のこりなどの症状に対して行っていました。しかし、最近になって足の指にシビレが出てきたと訴えます。

病院でも相談していたようで、糖尿病による合併症でシビレが起こっているのだろうと言われたと言います。糖尿病は血液中の糖が多くなり、その影響で血管がボロボロになってしまう病気です。全身の血管に影響があるため、さまざまな病気が合併症として引き起こされます。

その中でも細い血管が障害されて起こる3大合併症の中に、糖尿病性神経障害があります。この神経障害によってシビレが現れてきたことで、糖尿病が少しずつ進行しているんだなと思ったと患者さんはおっしゃっておられました。

シビレ自体はそれほどきついものではないといいます。ただ、両足の指がジンジン・チリチリした感じがずっとあるということで気になっていると言われました。そこで、腰や肩とあわせて治療を行うことにしました。

足の冷えもみられたため、少しでも血流を良くするためにふくらはぎの筋肉の緊張を緩めて血流を良くしていきます。うつ伏せでふくらはぎを触診すると「合陽」というツボのところが硬くなっており、押さえると圧痛があるといいます。ここは腰や肩と一緒に灸頭鍼をして温めていくことにしました。鍼を刺して、その鍼の上にもぐさをつけて燃やしていきます。宙に浮いたような状態になったもぐさが燃えることでじんわりと温もり、筋肉をほぐしてくれます。

合陽

さらに、指先を触りながら感覚などを確認していきました。特にシビレがきついのが足の第2・3・4指だといいます。シビレを軽減するために指腹に対して灸を行うことにしました。このお灸はもぐさを半米粒大くらいに小さくちぎって皮膚の上にのせて燃やします。もぐさが全部燃えると熱く感じるのですが、指は特に敏感に熱さを感じてしまいます。そこで、燃え尽きる手前で火を消す八分灸を各指に3壮ずつ行っていきました。

治療を行っても当初は全く変化が見られませんでした。同じようにジンジン・チリチリとしびれているような感覚が続いていると言います。しかし、その後も治療に来られるたびに根気よく続けていきました。半年ほど経過した頃になってようやくシビレに変化が見られ、その後も治療を続けているとシビレはほとんど気にならないくらいになってしまいました。

Share on Facebook
Bookmark this on Google Bookmarks
Bookmark this on Yahoo Bookmark

診療時間

施術料金

ふたば鍼灸院の周辺地図

往診可能エリア

Copyright(c) 2016 ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院) All Rights Reserved.