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胸のつかえを足のツボで解消した例ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

40歳代・女性

家庭や仕事のことでいろいろとストレスがたまっているという患者さん。最近妙に胸がつかえる感じがすると言います。

胸はなんとなくつかえているという感じで、吐き気などはありません。ただ、食欲は少し落ちているということでした。

話を聴きながら腹部を触診していきます。腹診をすると肋骨の下のところがすごく硬くなってしまっていました。通常であれば肋骨の下に指を潜りこませることができるものなのですが、この患者さんではカチコチになってしまっており、指を入れることはできませんでした。

このような状態を東洋医学では胸脇苦満といいます。ストレスが関係しており、東洋医学での五臓六腑のうちの肝に悪影響を与えるとされています。腹診をしながら、この胸脇苦満が解消されれば胸のつかえも取れるだろうと考えました。

胸脇苦満があるときにはその部に鍼を刺すのが一般的な方法で、良くなることも多いです。しかし、この患者さんでは硬くなった部分に鍼を刺し、しばらく刺しておく置鍼を行ったのですがあまり胸脇苦満が改善していませんでした。胸のつかえについても変化はみられませんでした。

そこで、遠隔部にあるツボを使って胸脇苦満を解消することにしました。足のすねの外方にある「陽陵泉」というツボへ鍼を行うことにしました。

陽陵泉

足のすねの骨は脛骨といいますが、その脛骨のさらに外側には腓骨という細い骨があります。この腓骨の一番上部の腓骨頭のそばにあるのが陽陵泉です。指で押さえると圧痛があるといい、その圧痛点に対して鍼を刺しました。鍼をすると陽陵泉から足首にかけて響く感じがでたといいます。

陽陵泉への鍼のあとにもう一度腹部を触診してみます。すると胸脇苦満はかなり解消されていました(まだ多少硬さはある)。体の他の症状に対しての治療も行い、胸のつかえの症状も様子をみてもらうことにしました。

後日来院された際には、治療を行った日はよく眠れて、翌日からは胸のつかえがほとんどなくなっていたとのことです。食欲も戻ってきており、体が楽になっているとおっしゃっていただけました。

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