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術後の癒着が原因と言われた便秘の治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

カテゴリー: 症例 

症例

80歳代・男性

最近になってどうにも便が出にくくなってきたという患者さん。病院でそのことをいうと、これが原因じゃないかと言われたのが「癒着」についてでした。

かなり以前に腹部を手術したことがあるようで、手術痕も残っています。この手術した痕の傷口ができるときに、体の表面だけではなく内部で癒着が起こってしまうことがあります。そうなったときに、腸が引っ張られるようになると便秘を起こしてしまう原因にもなってしまいます。便秘の原因はそれではないかと言われたものの、すでに古い手術痕でもあるので、便を軟らかくする薬を処方されたと言います。

ただ、薬を飲んでもあまり便がでなくて困っているというので便通が良くなるように治療をしていくことにしました。

腹部を触診すると腸にガスが溜まっていました。検査をしたわけでもなかったようなので癒着が本当に原因となっているかどうかはわかりませんでしたが、もう少し腸の動きが良くなれば少なくともたまったガスが出て、お腹の張りは解消されるだろうと考えました。

腹部に対していつもよりも多めに、少し深めに鍼を刺していきます。普段治療を行うときは腹部に対して置鍼を行いますが、今回は鍼を刺して狙った深さに来たら少しだけ上下に動かすような手技を行いました。とくにS字結腸のあたりへ鍼を多めに行いました。

鍼をした後には灸頭鍼も行いました。鍼を立ててその上にもぐさをつけて温めていく治療法です。灸頭鍼で体を温めると、体の奥のほうまで熱が届いて、治療後もしばらく暖かい感じが続きます。

この治療をいつも行っている治療にプラスしてみました。腹部を行ったあとはうつ伏せで腰や肩に対して鍼を行います。うつ伏せで治療をしている時に「ベッドを降ろしてくれ。トイレに行きたい」と患者さんが言います。すぐにベッドを降ろすとすぐさまトイレに駆け込んでいきました。どうやら便が出たようです。トイレから出てきてからも残りの治療を行い、その後お腹の調子を尋ねると、便が出たのですっきりしているとおっしゃっておられました。

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