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1日に何度もトイレに行く患者の治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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症例

60歳代・女性

1年ほど前から頻尿になってしまっているという患者さん。とくに冬の時期にトイレにいく回数が増えてしまい、さらにそれ以降も回数が多いままになっているといいます。

トイレにいくと尿は出ますが、あまりたくさん出ることはなくスッキリと出しきった感じがしないといいます。そして、毎日15~20回ほどトイレに行くのが困るということでした。

通常、健康な人でも1日に10回ほどトイレに行くものです。この患者さんは昔は6~8回くらいだったといい、3倍ほどになっていると考えているわけですが、とりあえず10回位なら正常だということを説明し、そのくらいの回数で落ち着くようにと治療を行っていきました。

頻尿には「回数が多くなる」ことと「1回の尿量が少ない」という他にも、「膀胱に少しでも尿が溜まったら行きたくなる」ということが考えられます。これについては骨盤底筋体操をして、行きたいと感じても少し我慢できるようにする必要もあります。そうすることで少しずつ膀胱に尿を貯める量を増やせるようになり、その分回数を減らせることにつながるからです。幾つかの運動方法を指導して、毎日の生活で行ってもらうことにしました。

鍼灸治療では尿がすっきりとたくさん出やすいように治療を行っていきました。全身のツボを使って治療を行っていきます。

お腹ではおへその上の「中脘」とおへその下の「関元」に対して、肘の「曲池」や足の内くるぶしの上方にある「三陰交」などへ鍼を行っていきます。しばらく鍼を刺しておく置鍼を行いました。

その後、灸もしていきます。鍼をしたツボに対して灸点紙を貼って、上から灸をすえていきました。関元に関してはお臍下が冷たくなっていたので、熱さを感じるまで灸をすえました。さらに、うつ伏せにもなって背中にも灸をしていきます。「肩井」「身柱」「心兪」「腎兪」「次髎」などへと灸を3壮ずつ行っていきました。

頻尿・中脘・関元・曲池・三陰交・肩井・身柱・心兪・腎兪・次髎

また、かかとにも尿の出を良くするツボがあります。「失眠」というツボでここも熱さを感じるまで灸をすえることにしました。

灸のあとは再び鍼も行っていきます。首や肩、背中や腰などへと鍼をしていきます。特に腰回りの鍼を重点的に行っていきました。腰には腎兪というツボがありますが、腎臓は尿を作る働きをしている臓器です。そのため、腰の治療は尿の状態を正常化してくれる効果があるのです。最後に「肩井」「腎兪」「次髎」などを灸頭鍼で温めていきました。

治療を行うようになると尿の量が少し増え、1日に行くトイレの回数が12回ほどに減って来たといいます。まだ若干回数は多いですが、以前と比べるとだいぶ生活の上でも楽になってきたとおっしゃっていただけました。その後も治療を続けています。

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