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おねしょに対する治療ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

カテゴリー: 症例 

症例

5歳・男性

来年小学校にあがる子どものおねしょが治らないということで鍼灸治療を受けに来られました。お母さんと一緒に鍼灸院へと治療にやって来ました。

昔からおねしょをしていて、週に2~3回は今でもあるようです。小学生になるまでに治したいとお母さんが一生懸命話をされていました。デリケートな問題でもあり、患者さんである男児本人は非常に居心地が悪そうな感じです。

さて、おねしょとは夜寝ている間におしっこが出てしまうことですが、医学的には夜尿症といいます。人間は子どもの時には膀胱へ神経が繋がっていないため自分で排尿を調整することができません。成長するに連れて神経がつながり、自己での調整が可能となってきます。

しかし、中には大きくなっても夜尿症が続いてしまうケースもあります。原因は神経が膀胱へ繋がっていないことではなく、そのほとんどが心理的なものによるとされています。

中でも多いのが母親との信頼関係であると言われています。おねしょをしても「ああいいよ。後で干しとくから大丈夫」という風に伝えることができれば子どもは自然とおねしょをしなくなっていきます。しかし、「またおねしょしたの」「おしっこしたくなったら夜起きてトイレに行きなさい」「寝る前に水分をとらないで」などの言葉を母親から受けると、それがプレッシャーとなって余計におねしょが治らず、続いてしまうことが多いのです。

このことからも治療ではまず第一に患者さんである子どもとともにお母さんにも安心感を与えることが大切となります。きちんと治るので、焦らずにドンと構えていきましょうと言って治療を開始しました。

鍼灸治療では子ども用の鍼として小児鍼というものがあります。が、来年小学校にあがる5歳ということもあり、大人と同じ鍼を使って治療をすることもあります。どちらを使っても良かったのですが「大人の鍼をしてみる?」と聞くとうなずいたので、大人と同様に治療を行っていきました。

お腹や手足に鍼を刺していきます。使用する鍼は一番細いものを使用していきました。人間の髪の毛よりもさらに細いタイプで、指で触ってみるとフニャフニャになるくらいの鍼です。これをお腹や手足に対して浅く刺して5分ほど置鍼を行いました。

置鍼後は尿のトラブルによく効くツボの「関元」に対して灸をすえます。灸点紙の上から3壮ほど灸をすえました。灸の熱さの感じ方を確認すると「平気」と返ってきました。

その後は肩や腰にも少し鍼をして、骨盤部を箱灸で温めていきました。大人と同様の鍼の治療法ですが、子どもは大人よりも刺激に対して敏感に反応するため、軽い刺激での治療を行っていきました。

治療を行うと、その週はおねしょの回数が1回だけだったようです。回数が減ったという効果もあったため、親子ともに治療を続けようと思ってくれたため、その後も治療を行い、小学生になるまでにはおねしょはすっかりと治ってしまいました。

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