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白内障ふたば鍼灸院(大阪市の鍼灸院)

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加齢によって起こる病気の一つに「白内障」があります。目がかすんだり、視力が低下したりと、目が見えにくくなる病気です。

この白内障は手術療法が発展しており、現在は日帰り手術で行うことも可能です。また、初期の状態であれば鍼灸治療が可能です。

白内障とは

白内障は、眼球の中の「水晶体」という組織が何らかの原因で濁ってくる病気です。

物を見るとき、目から入った光は角膜や水晶体、硝子体を通り、網膜に像を結びます。水晶体はカメラのレンズに相当する組織で、本来は無色透明です。ところが白内障になると、無色透明の水晶体が濁っておきます。

水晶体は主にタンパク質と水分からなります。直径は10mm程度で、厚みのある凸レンズの形をしています。中央には「核」があり、その周りを「皮質」が囲んでいます。水晶体の外側は「嚢」という薄い膜で包まれており、「チン小帯」という細い線維群で「毛様体」につながっています。

この毛様体の筋肉によって、水晶体の厚みが変化し、ピントが調整されます。

一般に、老眼によって物が見えにくくなるのは、毛様体の筋肉が加齢によって衰えることが原因です。

白内障でなぜ水晶体が濁ってくるのかは、詳しくは分かっていませんが、水晶体の主成分であるタンパク質が加齢によって変性するためではないかと考えられています。

白内障とは

白内障で最も多いのは、老化による「加齢白内障」です。

日本では、60歳代では約7割の人に、70歳代以上では8割の人に、80歳代以上になるとほぼ全員に加齢白内障が見られるという調査結果もあることから、とても一般的な目の病気だと言えます。

他の病気の合併症として起こる白内障を「併発白内障」といいます。

特に多いのは、糖尿病が原因となる「糖尿病白内障」です。アトピー性皮膚炎に合併する「アトピー性白内障」もあります。

さらに、ステロイド薬の長期間の使用や大量使用によって起こる「ステロイド白内障」、目の打撲などによる「外傷性白内障」、生まれつき水晶体が濁っている「先天白内障」などもあります。

白内障の症状

白内障によって水晶体が濁ってくると、次のような症状が現れます。

・目がかすむ…水晶体の濁りが広がってくると、霧がかかったように物がかすんで見えます。

・視力が低下する…新聞や雑誌などの小さな文字が見えにくくなります。

・まぶしく感じる…水晶体が濁ってすりガラスのようになると、目に入った光が散乱して以前よりもまぶしく感じるようになります。屋外など、特に明るい場所ではものが見えにくくなります。

・メガネの度が合わなくなった…近視や老眼のメガネの度が合わなくなります。水晶体の屈折度数が変化するためです。

・その他…暗い場所で物が見えにくく、また、照明があっても暗く感じます。白内障がある側の目だけで見ると、ものがダブって見えることがあります。

検査と診断

目の霞や視力低下などは、白内障に特有の症状ではありません。そのため、検査を行って白内障かどうかを確定します。

・細隙灯顕微鏡検査は不可欠

白内障の検査では、問診をはじめ、一般的な「視力検査」や「眼圧検査」「眼底検査」などの検査をいくつか行います。

なかでも「細隙灯顕微鏡検査」は白内障の診断に欠かせない重要な検査です。

これは、細隙灯顕微鏡という装置を使って行う検査です。暗い室内で、患者さんの目に斜めの方向から細い光の束を当てて、眼球内の異常や病変の有無を調べます。

この検査では水晶体の透明度が確認できるだけでなく、どの部位がどの程度濁っているかもわかります。

西洋医学的治療

白内障の治療もの駆敵は、水晶体の濁りをとって症状を改善し、日常生活の不便さを解消することです。

現在のところ、薬で水晶体の濁りをとって元の透明な状態に戻すことは不可能です。根本から治すには、濁った水晶体を手術で取り除いて「眼内レンズ」を挿入します。

しかし、白内障と診断されたら誰でもすぐに手術が必要になるわけではありません。患者さんの状態により「経過観察」「薬物療法」「手術療法」という3つの選択肢があります。

・定期受診で様子を見る

水晶体の濁りが軽度なら、定期的に眼科を受診して、白内障の進行状態を確認します。

・薬で進行を遅らせる

点眼薬で白内障の進行を少しでも遅らせようとする方法です。視力低下がまださほど進んでいないときに選択されます。「ピレノキシン」「グルタチオン」など、水晶体の主成分であるタンパク質の代謝異常を改善する働きがある薬を使います。

・手術で眼内レンズを挿入

経過観察や薬物療法を行ったものの、視力低下が進み、日常生活に不自由を感じるときは手術を検討します。

濁った水晶体を取り除き、かわりに眼内レンズを挿入する手術です。

日常生活でどんなことを不便に感じるかは、その人のライフスタイルや職業などによってさまざまです。したがって、白内障のために本人がしばしば不便を感じるようなことがあれば、それが手術に踏み切るタイミングとなります。

白内障の手術

鍼灸治療

白内障によって手術を受けたという人は、おもに2通りの感想を述べることになります。「よく見えるようになった」という人と、「全然変わらない」という人です。これには理由があります。

白内障が進行しており、目がかすんで視力の低下がひどい場合には手術をするとはっきりと見えるようになります。あまりの変化に見えすぎるくらいだと驚くほどで、「よく見えるようになった」といいます。

対して、それほど進行していなく、そこまで不自由していない人が手術を受けた場合、手術前と後であまり変化を感じることがないため「全然変わらない」というのです。

そのため、手術を受けるかどうかはあくまでも患者さん自身がどれくらい白内障によって不便を感じているかによって決めるべきで、白内障があれば即手術とはなりません。また、手術によって挿入する眼内レンズはピントが決まっているものが多く、近くを見るためのピントに合わせた眼内レンズでは遠くが見えづらく、遠くに合わせたピントの眼内レンズでは近くを見るのに老眼鏡を新調しなければならないという点にも注意が必要です。

手術を受けるのにそれほど大きなメリットがないのであれば、保存療法を行って様子を見るのがいいでしょう。鍼灸治療はその保存療法の一つとして有効です。

目のかすみや、視力低下、疲れやすいといった点について、目の周りのツボを使います。眉部の内端にある「攅竹」や目尻の後方にある「瞳子髎」、頭部にある「承光」などが良いでしょう。顔へ鍼を行う際には、ごく浅く刺して、10分程度の置鍼を行います。

緑内障・承光・攅竹・天柱

また、それ以外にも目に効果のあるツボがあります。後頸部の「天柱」や肩の中央の「肩井」など、首や肩の筋肉を緩めることで目の疲れは取れやすくなります。足の甲にある「行間」なども使用することがあります。

これらのツボを使用しつつ、全身の調整も行っていきます。特に夜よく眠れるかどうかで目の負担も変わってきますので、不眠に対する治療なども合わせて行います。

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